その背景を探ってみましょう。
【消費者金融マーケットの拡大】
近年、貸金業者による消費者向け貸付を中心に、巨大なマーケットが形成されていました。
多くの消費者金融業者が加入する信用情報機関「全情連」データによれば、
貸金業者による無担保無保証の消費者向け融資について
・貸付残高 約14.2兆円 ・利用者数 約 1,400万人
とあり、これは少なくとも国民の8.5人に1人は、消費者金融の利用者である、
という数値が弾き出されたのです。
【消費者金融利用者の実態】
ある消費者金融業者について、ある時期の債務者のその後の動向を見ると、
7年後に完済しているのは約4割にすぎず、
1人当たりの借り入れ残高は約3.6倍となっていました。
また、返済困難となった者を見ると、消費者金融の利用動機としては、
当初は収入の減少や物品購入等が多いが、返済困難となった時期においては、
借金返済のための借り入れが多くなっています。
多重債務問題の背景としては、
・融資の際に個々の借り手のリスクの把握が不十分
・借り入れが容易であり、金利負担を認識しない返済システム
・借り手の計画性の不足
などにより、借り手が返済能力を超える債務を負い、多重債務者が多く発生している
という事実が明らかになったのです。
多重債務問題は深刻化しており、
借り入れ5件以上の債務者は約230万人、平均借入総額は約230万円であり、
自己破産者は平成17年で約18.4万人(平成7年当時は約4.3万人)と激増。
多重債務者についても年々増加傾向にあります。
経済生活問題による自殺者は平成17年で約7800人(平成7年当時は約2800人)
とされており、サラ金苦による悲惨な事件報道も最近あとをたちませんよね。
今回の貸金業法等改正はこのような背景から施行されました。
⇒ 貸金業法等改正の概要はこちら
これからは以前のようにお借り入れができないかもしれませんが、
あなたの生活設計を見直すいい機会だと、前向きに捉えてください。
お金を借りずに生活していけるに越したことはないのですから。
キャッシングを借金のためにではなく、生活のひとつのツールとして利用することが、
本来の使い方だと思いますし、是非、そうしていただきたいと強く思います。
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いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
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